6月8日の介護福祉科のオープンキャンパスは、松山市にある「デイサービスセンター梅本の里・小梅」に見学に行きました
皆さんは「福祉施設」にどのようなイメージを持たれていますか
もしかしたら「少し暗い」というイメージを持っている人が多いかもしれません
今回見学させていただいた「デイサービスセンター梅本の里・小梅」は、そのようなイメージをくつがえす施設でした
まず、入口を入ってすぐになんと「駄菓子屋」がありました
これは地域の子ども達が気軽に遊びに来られるようにと作られたそうです
実際、何人もの子ども達が施設内で遊んでいました
デイサービスには、多くの高齢者の方が利用されていましたが、決まった日課はなく、何をするかは利用者の方が自由に決められるそうです
利用者の方には、料理や掃除、洗濯などの役割を受け持たれている方もいるそうです
また、同じ施設内には託児所も設置されており、高齢者の皆さんと子ども達が触れ合える機会も多いとのこと
職員の皆さんも笑顔でとても明るいイメージの施設でした
見学後は、管理者の野中さんから介護の仕事の大切な点として、「高齢者の皆さんにもいろいろな役割を持ってもらい、それに対して『ありがとう』という言葉を伝えよう。」とお話ししていただきました
それにより、高齢者の皆さんが生きがいややりがいを持って人生のラストステージを過ごすことが可能になるということでした
短い時間ではありましたが、見学していただいた皆さんからは「施設のイメージが変わった」という声が聞かれました
高校生の皆さんは、日頃、福祉施設を見学する機会があまりないかと思いますので、今後も施設見学の機会を作り、実際に施設で働いている皆さんのお話しを聞かせていただきたいと考えています