本日の介護福祉科のオープンキャンパスは、「寝返り」についての体験メニューでした
健常者には当たり前にできる寝返りも、高齢者や障がい者の方は簡単にはできません
寝返りとは私達の体にとってとても大事なことで、寝返りを打つことが適度な運動となり、昼間蓄積された疲労が解消されるのです
つまり寝返りをすることで疲労を回復しているのです
そういった経緯を説明した上で、参加者の方には手も足も少しも動かさず15分間ベッドの上で横になってもらいました
そして2分おきに体の変化を記録しました
時間が長くなるにつれ、「首が痛い」だとか「背中がだるい」という感想が増えていきました
15分経った頃にはほぼ全員が体のどこかしらに痛みがあるという答えでした
実はこの状態を長く続けていると自身の体重により血液循環を停滞させてしまい、その結果、皮膚障害である床ずれをおこしてしまいます
特に体重の約半分の負荷がかかる腰は床ずれを起こしやすい部分です
こうして参加者の方には身を持って寝返りが打てない状況を体験してもらった後、本日メインの寝返りの介助を学びました
この介助の方法については、写真や文章で説明するよりも実際に目で見てもらった方が、より詳しく分かりやすく理解できると思いますので、気になる方は是非一度オープンキャンパスへお越しになって、先生方に質問してみて下さい
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