本日の介護福祉科のオープンキャンパスは『バリアについて』というテーマでした
スクリーンを使って大西先生が様々なバリアについてのお話をされました
まず、バリアには4種類あるとのこと
階段や段差などによる物理的なバリア
「障がい者だから運転免許が取れない」などという法律や制度によるバリア
「目が不自由だとテレビが見えない、耳が不自由だとバスのアナウンスが聞こえない」などという文化や情報面でのバリア
障がいのある方に対しての偏見による意識上のバリア
もしみなさんがバリアフリーを目指す場合、どのような行動を起こしますか
段差をなくす?手話通訳の人手を増やす?階段の手すりを設置する?
どれも案としては成り立ちますが、コストがかかってしまいます
ではどうしたら良いか…
答えはとてもシンプルで、上記で挙げた「意識上のバリア」をなくすこと
例えば具体的には、バスや電車の乗り降りの手助けをする、点字ブロックの上には自転車を置かない、車椅子マークのある駐車場には車を停めないことなどなど
実は意識次第で誰にでも簡単にできることばかりなのです
無理にコストをかけなくとも、普段から障がいのある方に対しての関心や思いやりの心を持つことこそが最大のバリアフリーへとつながるのです