【こども未来科】「医療的ケア」★
急に寒くなりましたね。みなさんお元気ですか?
みなさんは、「医療的ケア」が必要な子どもさん(大人もですが)がいることをご存知ですか?
医療的ケア児とは、人工呼吸器やたんの吸引、胃ろう(経管栄養)による栄養の注入などの生活支援が日常的に必要な子どもをいいます
医学の進歩に伴って、「医療的ケア児」は増えています。
ちょっと難しい?とっつきにくい?内容ですが…
自分で呼吸ができない、たんを排出できない、食事の摂取がうまくできないなどの子どもさんへの医学的対応を少しでも理解してもらうことができればいいなと思い、こども未来科2年生に、「医療的ケア」の実際を見学してもらいました
下の写真は、痰の吸引と経管栄養の様子です
人形に管を通して、流動食(今回は水ですが)を流しています
※授業後の学生の感想です
・ドキドキして楽しかった。バニラ味(栄養剤)が気になる (相原)
・経管栄養を初めて見て、自分が支援する立場に立つことに不安を覚えたけれど、子どもの命を守っていくために研修などを受けて実践に生かしたい (長野)
・吸引を見て、人それぞれ行い方が違っていそうなので、実際にすると難しそうだなと思った (中島)
・初めて、吸引器などを見た。とても便利だと思った。実践していただいたので、とてもわかりやすかった。すばらしい授業だった (重見)
・家でも外でもチューブがあるのは大変だと思ったけど、そのチューブのおかげで生きられている今の医療はすごいと思った。とてもわかりやすかった (高橋)
・どこに行くのにも、チューブと機械がついてくるのは大変だなと思った。でも、そういった機械ができたおかげで助かる命があると思うとすばらしいなと思う (大田)
・管での食事を見てとても驚いた。自分たちは楽しく食事ができていて幸せ (松友)
・体の中を機械を使ってみることができた。いろんなことに気をつけながら医療をしているんだと思った (徳永)
・福祉ということで、カテーテル等の医療器具を使うところを見て、私もこういうことができるように少しでもなれたら、誰かの助けになれるのかなと思う (村上)
こども未来科2年生のみなさんは、興味深そうに器具や手技を見学していました
病気や障害をもっている子どもさんも、健康な子どもさんも、みんなが安心して楽しく過ごせるように…。保育者として視野を広げ、立派な保育者になってほしいと思っています