寒い中、オープンキャンパスにお越し頂き有難うございます。
本日のテーマは骨折したときの固定方法です。
西口先生は何やら厚紙をカットし始めました。
一体何に使うのでしょうか
このあと参加者のみなさんにもさらに小さくカットして頂きました
実は指を骨折したと仮定して、指に合わせた大きさにカットしてたんですね。
でも何故厚紙を使うのでしょうか!?
次はカットした厚紙を水に濡らします
これで、準備OK
えーっ、なぜ水で濡らすの~
ますます、謎が深まるばかりなんですけど
何だか原始的だなぁと思ったら、昔からの固定方法のようです。
まず厚紙は、昔の人はたとえば菓子箱などを利用していたようです。
なるほど身近にあって、経済的ですね。
そして厚紙を水に浸した訳は、柔らかくなり
それが骨折した部位に沿って、馴染んでくれるからです。
それに、乾くと固くなって固定が増すそうです
すっごいですね
生活の知恵から生まれた、素晴らしい固定方法だと思いました
もちろん今でもこの方法をするそうですが
今では新しい固定器具がたくさん出てきています
さて、その厚紙をつける前に
皮膚を保護する為に、包帯を巻いておきます。
巻き方には、包帯の向きや方向がありますよ。
今日参加した方は、もうおわかりですよね
その様子がこちら
しっかり土台を作ってから、先程の柔らかい厚紙を骨折した指に巻きつけ
固定をしっかりして、さらに包帯で巻いていきます。
この固定する為の厚紙のことを、厚紙副子(あつがみふくし)といいます。
その他の副子(ふくし)に関しては、授業で学びますよ
如何でしたか?
興味を持たれた方、体験授業に参加してみませんか
次回オープンキャンパス開催日は、 2月9日(土)です。
こちらからご予約を承っております。
みなさんのご参加を、心よりお待ち申し上げております