【介護福祉科】海外研修旅行~介護福祉科編~
みなさんこんにちは 介護福祉科の谷村です
12月13日から介護福祉科の2年生と一緒にシンガポールへ海外研修に行ってきました
私たちが研修を行った1週間の平均気温は約30度
シンガポールは日本と違って四季がないため年中真夏です
現地ガイドのローレンスさんは「日本と違って季節によって服を買う必要がないからお金がかからない」と笑ってました うーん、確かに でも四季のある日本の素晴らしさを再確認です
さてさて、今回研修させて頂いた施設は「Pacific Healthcare Nursing Home」という民間企業が運営する介護付き老人ホームです シンガポールで民間運営の施設はまだ珍しいんですよ~
シンガポールは日本と違い、まだ高齢者施設の数があまりありません
理由は二つ!
一つは、人口と比べ高齢者の数が少ないということ。二つ目は、シンガポールには様々な人種の方が住んでおり、メイドさん(お手伝いさん)を雇うという考えがあること (※メイドさんは家の事だけでなく、家にいる高齢者の介護もしてくれる様です。)
ちなみにローレンスさんのお家も住み込みでメイドさんを雇っているとのことでした
こそっとメイドさんのお給料を教えてもらいました その額日本円で約45,000円とのことでした
現在の施設の入所者数は207名、職員の数は100人。利用者さん2人に対し職員1人!利用者さんとゆっくり関われそうですね うらやましい~
利用者さんのお部屋には、それぞれバスルームがあり毎朝入浴しているとのことで驚きました
毎日お風呂に入るのは当たり前の事ですが、日本の施設の現状として、毎日入浴を行えていない施設もたくさんあります。
バスルームを覗くと、浴槽がない シンガポールは湯船に浸かる習慣がないので、シャワー浴のみで、利用者一人につき入浴時間は約10分だそうです
そして、最後に驚いたのは、介護の仕事をするには必ず国家資格が必要であると言うこと 国家資格がない人は利用者さんの身体に触れることはもちろん、食事の介助もしてはいけないそうです。利用者さんは安心ですね
施設内の写真は利用者さんのプライバシー保護のためNGとのことで、残念ながらご紹介できません。介護については日本の方が進んではいるけれど、海外の施設を見学し、文化の違い、私たちの当たり前が決して世界に共通する当たり前ではないこと、利用者さんが安心して生活を送るための配慮や利用者さんを1番に思う気持ちは国境を越え同じであることを学びました
施設見学だけでなく、シンガポールの観光もしてきました
楽しんでいる様子は写真から分かりますよね
みなさん研修お疲れさまでした 最後の冬休み、ゆっくり休んで下さいね