こんにちは
みなさん、「認知症」という言葉を聞いたことはありますか
認知症は、日本で今、急速に広まっている病気の1つです
といっても感染はしないので、ヒトからヒトへはうつりませんが、患者さんの数が他の病気よりもものすごく多いのです
どのくらいこの国で広がっているかというと、高齢者の4人に1人がこの病気にかかっているか、予備軍になっているということが最近、分かりました
さらに、この国はこれからどんどん高齢化していきます。そうすると、認知症の方々は増々増えると考えられています
なので、この認知症をはりやおきゅうで治療しようという活動と研究が全国で進められています
河原医療福祉専門学校でも、今年から「認知症の東洋医学による治療」という最先端の授業をスタートさせました
今日は、鍼灸師科の教員が実際に、認知症患者さんの家に訪問して、鍼治療している様子をお見せいたします
定期的に認知症患者さんの能力を診るために検査をします。指示通り紙を折れるか見ています。
足のツボのはりを軽く動かして、頭に刺激を与えながら、元気が出るようにしているところです。
こういった形で鍼灸が人の役に立つことができるって素晴らしいですね
みなさんも家族や周りの人たちで認知症の方がいたら、鍼灸を学んで役に立ってみてください