こんにちは☀
9月になり日が落ちる時間が速くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?✨
さて、先日集団食中毒に関するニュースがありましたが、皆さんは食中毒には気を付けていますでしょうか?😥
特に肉の生食による食中毒はよく話題になり、予防の為に十分な加熱を心がけるよう呼びかけられています。
「でも新鮮なうちに食べれば生でも大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが、食中毒には様々な種類があり、実は新鮮でも危ない食中毒もあります⚠
その中でも有名なのが、豚や鶏の刺身などでかかる「カンピロバクター属菌」です。
このカンピロバクター属菌は鶏肉などに生息している菌で、感染すると嘔吐や下痢などの食中毒の症状を引き起こしますが、まれにその後手足の麻痺などの神経障害を引き起こすこともあります・・・・💦
厄介なのがこの菌が「嫌気性菌」と呼ばれる菌の一種であることで、空気を嫌うという性質があります。
普通、食中毒菌といえば空気中に放置するとどんどん細菌が繁殖するイメージがありますが・・・
カンピロバクターの場合は逆に放置すると徐々に死滅する性質があり、放置せず新鮮なまま食べると感染しやすくなります。
よく「新鮮な鶏肉だから安全!」という謳い文句で提供している場所がありますが、むしろ空気に触れていない新鮮な肉ほど危ない菌だといえます。
こういう勘違いがあるせいか、カンピロバクターは日本で二番目に多く報告されている食中毒でもあります😣(ちなみに一番はアニサキスです。)
では空気に長時間晒せば死滅して安全かというと、その場合は違う菌が繁殖してしまうので、危険であることは変わりありません!!!
やはり食中毒を防ぐためには、十分な加熱と清潔さが必要です😥
皆さんも食中毒には十分お気を付けください👀