今回は、松山市で「小児はり」治療に、特に力を入れて活躍している本校鍼灸師科卒業生の「栗田先生」が来校され、特別講義を行なって頂きました✨

皆さん、「鍼」と聞くと、刺すイメージが有るかと思いますよね？😥

小児に鍼を指したら痛くて泣いてしまうのでは？と思いませんか？🤔

「小児はり」は、小児に対して行う日本独自に発展した「皮膚接触鍼」と言い、刺さない鍼治療なんです‼‼

この為、通常の鍼を用いず、特殊な形状のものを用いて施術します👇

鍼灸治療は、生体への刺激療法なのですが、子供と大人では刺激に関する感受性が違います。

子供は生命力が旺盛なので、刺さなくても体表から軽微な刺激を与えて、「夜泣きやオネショ」等、小児特有の症状に効果が認められているんです。

施術を行うには、「適度な刺激」を与える必要が有りますが、実際には皮膚上に与える刺激の量と質を同時にコントロールする事がとても難しいです。

写真③④

（各年齢に合わせた刺激量と体験している学生さん達）

鍼灸療法は老若男女問わず、様々な身体の不調は元より、また美容鍼灸と様々な分野で用いられてますが、小児にも応用可能なんですね💨

今回の特別講義で学んだ貴重な体験を、学生さん達が卒業後に活かして、老若男女全ての方々に頼られる施術者となって貰える事を教員一同、願ってます！

栗田先生、お忙しい所を本当に有難う御座いました。