皆さん「花さき山」というお話を知っていますか?🌹
(斎藤隆介・作 滝平二郎・絵 岩崎書店)
山の奥に咲く誰も見たことのない美しい花・・・
どうしてこの花がこんなにきれいなのか・・・
花さき山に住む山ンばが、山に入り道に迷ってしまったあやに語り掛けます
この花はふもとの村のにんげんがやさしいことをひとつするとひとつさく。
この花さき山いちめんの花は、みんな こうしてさいたんだ。
つらいのを しんぼうして、
じぶんのことより ひとのことをおもって
なみだをいっぱいためて しんぼうすると
そのやさしさと、けなげさが、
こうして花になってさきだすのだ
私が幼稚園に勤務していた時、このものがたりを子どもたちが音楽劇で演じたことがあります。
切なく、優しく、心に残る温かいものがたりを当時5歳のこどもたちが、
見事に演じ切り、保護者の方々の涙をさそったことを思い出します。
保育の現場では、遊びの場面や生活の場面、
いろいろな場面で子どもたちが友達と仲良くかかわり、
思いやりの心をもって接する姿を見ることができます。
子どもたちのそんな姿を見ると、心が温かくなり、泣き虫の私はいつも目をウルウルさせてました🥺💦
1年生はもうすぐ初めての保育所実習です。
子どもたちの純真さにふれ、そんな子どもの心を育てる保育者の仕事の大切さと厳しさと素晴らしさを感じ、改めて保育士資格・幼稚園教諭免許取得への意欲をもってほしいと願います。
そして
私自身「花さき山」に花を咲かすことのできる人間でありたいなと思います。