社会福祉メディカルソーシャル科 2年生担任の濵田です😉
先日1年生の授業の中で倫理綱領について行いました。
『倫理綱領とは専門職にとって不可欠なものであり、
ソーシャルワーカーが倫理的判断を行う際の指針となる。』
※ソーシャルワークの基盤と専門職より抜粋
ソーシャルワークの基盤と専門職の授業の中で、
倫理綱領やソーシャルワークの実践について学んでいくのですが、
「授業内の説明で伝えるのは難しい!!だったら実際に体験してもらおう!!」
ということで、今回は基盤と専門職の授業と演習の授業を連動させて、
とある事例についてロールプレイを実施しました。
まず、基盤と専門職の授業の中でこの事例と同じような状況になった時、
「自分ならどう対応するか」を学生に考えて貰いました☺
考え方は人それぞれなので、出てくる答えも十人十色。いろんな意見が出てきます。
次に演習の授業の中で、実際にソーシャルワーカー役とクライエント(相談者)役に
分かれてもらい、自分の書いた対応方法を実演してもらいました☺
時間の関係で学生全員に演じてもらうことは出来なかったのですが、
実際に演じた学生は「難しいー」「申し訳なくなってしまう」などと話していました。
客観的に見ていた学生も、「距離を感じる」「悲しい」
「自分だったらイライラするかもしれない」などいろんな感想が出てきました😀
考えたり想像するだけでなく、
実際に演じて体験してみることで気づけることも多くあります。
「これが正解!」ということがないので、たくさん悩むこともあると思います。
だからこそ、周りの人の意見も聞きながら、いろんな考え方に触れていってほしい
と感じる一コマでした❣