皆さん「機能訓練指導員」というお仕事はご存じですか?
介護を必要とする高齢者の方に
「日常生活を営むのに必要な機能を改善し、又はその減退を防止する」役割を果たします。
この指導員を出来るのは限られた医療資格のみですが、
柔道整復師、鍼灸師(実務6か月が必要)にもそれが認められています。
特に歩行や基本動作の改善を目的に「治療体操」などを提供する場面が多い
柔道整復師や鍼灸師の機能訓練指導員ですが、
今年からカリキュラムに追加されているこれを参照すると・・・
学ぶべき範囲は各年齢の発達やマイルストーン(人生の通過すべき道標)に始まり、
認知症の病態や高齢者の心理・特徴など事細かに学んでいるのです!
これだけのバックボーンを持った機能訓練指導員が所属するデイサービスだったら
きっとご家族も安心してお願いできる事間違いなし(^^)🧡
で、今回の授業はなんと食事介助!
柔道整復師に食事介助って必要なの?と思いませんか?
機能訓練指導員はあくまでも日常生活を営むのに必要な機能の改善ですので
食事の介助や動作を知ることも大切な勉強になります。
高齢者を対象にしたらあらゆる調査の結果から
日常生活の楽しみの第1位は「食事」となっています。
食べるという行為は人間の五感に働きかけ栄養補給ばかりではなく
味わえる喜びから生きる意欲の高揚につながる、ともされています。
その「食事」について医学的見地から様々な分析を行い、
専門的立場から介助を行う勉強をします。
今回は車いす座位の基本を学んでから、
好みのゼリーやヨーグルトなどをペアで口に入れてみます。
何気なく口に運んでいるように見えますが、
下顎を上下させて飲み込みやすさ、あげやすさを検証しています。
何気ない食事ですが、動作一つで
楽しい時間と苦痛の時間が大きく分かれることになります。
おまけ。(ノーリフティングの前にリフティングを知る)
真鍋先生。こんなかわいい指導員さんたちが介助してくれたら将来は安心ですね!
昨今の高齢社会で機能訓練指導員のニーズは非常に高まっています。
高齢者の機能改善という目標に興味のある方、ぜひ本校で学んでみませんか?
12月12日(土)オープンキャンパスを開催いたします。
高齢者の支援に興味のある方、
もちろんスポーツ・医療・独立開業に興味のある方、
この授業なんとなくおもしろそうだと思った方、どちら様もお待ちしております(^^)🧡