みなさん、こんにちは!
コロナとの戦いも丸3年、ようやく本格的にwith コロナの生活が始まりそうですね。
今回は年間最大の重要イベント「はり師・きゅう師国家資格」について報告します!
この「はり師・きゅう師国家試験」は毎年2月の第4日曜日に全国各地で一斉に開催されます。
河原医療福祉専門学校のある四国地方では、唯一香川県に試験会場がおかれているため、毎年試験前日の土曜日に3年生の担任が引率して受験生全員でバスに乗って香川県に向かうのです!
そもそも、学生が入学してくる最大の目的は、はり師・きゅう師の国家資格を手に入れるためです。そのために数百万円を支払って、苦しすぎる勉強に集中し、3年間家族との時間や恋や遊びの多くを犠牲にして資格を目指すのです。
そして、その集大成のすべてが、2月26日の国家試験一つで決まってしまうのです。
だから、学生たちは2月に入るとナーバスになります。いつもは早く帰りたがる学生たちが、誰とも話さず、一人で黙々と机に向かい、夜遅くまで学校に残って自習にはげむのです。
その彼らが決まって言うのが「緊張する」、「もっと早くやっておけばよかった」、「眠れない」などです。
もし、読者のみなさんが鍼灸師科入学を希望している方でしたら、毎年聞くこれらの意見をぜひ参考にしてください。
それでは、出発前の様子を見てください。
担任が学生に2日間の諸注意を説明します。みんな1泊2日の旅なのに修学旅行の雰囲気はありません。
全員そろって エイエイオー!
もう行くしかない!
バスの前では、見送りの教職員と柔道整復師科の学生も応援します。
バスの中の学生たちも見送りの先生方に手を振ります。
果たして結果は…?
翌日夜遅くに帰ってきた学生たちは不安に駆られた顔をしていましたが、自己採点の結果、まさかの全員合谷!
クラスメート、担任、教員の支えのおかげです。本当に良かったです!
さて、2020年の秋から2年半にわたって私、中山が担当してきた『「おきゅう」のはなし』ですが、まだ完結していないのですが、退職に伴い実は今回が最後の報告になります。
楽しみにしてくださった方々には、お付き合いいただき有難うございました。
またいつか、どこかで『「おきゅう」のはなし』を続けていきたいと思っているので、再びお会いしましょう。
河原医療福祉専門学校鍼灸師科&柔道整復師科のブログはパワーアップしてまだまだ続きます。どうぞお楽しみに!!