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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2020.03.12 こども未来科 ブログ

【こども未来科】企業人講話〜絵本の読み聞かせ

3月3日・10日に、こども未来科では企業人講話として「にじいろえんぴつ」の西村祐典先生をお呼びし、セミナーを開催しました。

このブログでは1年生対象のセミナーの様子を紹介したいと思います☺

西村先生は、保育士としての経験をもとに子育てサポートの事業を立ち上げ、幼児教室や様々なワークショップを行われています。

本校のすぐ近くにある「えほんの店 コッコ・サン」の委託も受けているそうです(コッコ・サンに行ったことがある学生もいました)✨

今回のテーマは『絵本の読み聞かせ』。
西村先生が持って来られた、たくさんの絵本を目の前にして、学生たちは興味津々です?

まずは、「絵本を見極めてみよう!」ということで、『さわってごらん!ふしぎなふしぎなまほうの木』『だるまさんが』『もういっかいおしゃべりさん』の3冊を読みながら、“動と静”のどちらのタイプの絵本なのかを考えていきました?

『さわってごらん!ふしぎなふしぎなまほうの木』では、絵本の木を実際に触りながら物語が進んでいきます。これは…“動”と“静”のどちらだろう?

『だるまさんが』では、西村先生が動きの素敵なお手本を見せてくださり、学生も挑戦!これは…“動”かな!?

西村先生からは、「子どもたちの発達段階やクラスの雰囲気などに合わせて、どの絵本を使うのかをしっかりと見極めることが大切です」とお話してくださいました?

そして、「どの絵本を選ぶか?」だけではなく、「1冊の絵本から子どもたちの活動をどうつなげていくか?」という視点を実際に体験しながら学んでいきました?

例えば、たくさんの線が登場する『せん』では、カラーテープを使って体全体で線を表現し、そこから、カラーテープを使った様々な遊びに発展させることができます。

1冊の絵本から活動の「流れ」を作っていくことが保育活動でポイントになることを知り、絵本の読み聞かせの奥深さを実感しました。まずは、たくさんの絵本に触れて「引き出し」を増やしていくことが大切ですね?

初めての保育所実習を終えたばかりの1年生にとって、心に響くお話ばかりでした。

絵本の魅力や奥深さを楽しみながら伝えてくださった

西村先生の姿に刺激を受けた学生も多かったはずです?

もうすぐ今年度が終わりますが、来年度も保育者として一歩一歩着実に成長していってほしいと思います。

西村先生、貴重な学びの機会を提供してくださり本当にありがとうございました?